偶然あるいは故意に、ユーザーは時々破損したデータを送信します。これはファイルが完了することを邪魔するか、ファイルが壊れてしまうことを意味します。
eMuleは基本的なIPのフィルタリングを導入しています。フィルタするIPの範囲は、eMuleインストールフォルダにある ipfilter.dat と呼ばれるファイル内に格納されます。このブラックリストは以下のフォーマットです(eDonkeyのものと同じです):
# "ipfilter.dat" ファイルの例 |
上の例では064.094.089.000〜064.094.089.255の範囲のIPをブロックして、eMuleはこの範囲の全てのIPに対してダウンロード・アップロードのどちらの接続も行わなくなります。
警告:
上の例は指定された範囲のIPを全てブロックします。これはダウンロード用のソース数を減らす可能性があります。
現在、ひとつのアクセスレベルだけが実装されています。
127より下の値(設定→セキュリティ )はどのような接続試行も拒否することを意味します。
IPフィルタの更新
"設定→セキュリティ" には "URLから更新" というオプションがあります。
IPフィルタをURLから更新したい場合はフィルタファイルへのリンク(例: http://bluetack.co.uk/config/antip2p.txt)をエディットボックスに追加し、読み込み ボタンをクリックして下さい。
MethlabsやBluetack、Lussnig's IP Filterのリスト内で使用されるIPフィルタのフォーマットがこの機能によってサポートされます。
内部にサポートされた形式のリストを含んでいる場合、*.zipファイルへのリンクも同じように動作する可能性があります。
IPフィルタ用ツール
eMuleのツールメニュー内か ホットメニュー(Alt+x) で "IPフィルタ" を選択することで、IPフィルタツールが起動されます。
これを使用してリストにエントリを追加、削除等の操作を行うことができます。
また統計 タブでは特定のIPがどのくらいの頻度でフィルタにかけられているかを見ることができます。
注意事項: | |
・ | フィルタリングはBAN(禁止)されたクライアントへのアップ/ダウンロードを防ぎます。 |
・ | 特定のクライアントをマウスクリック操作でBAN(禁止)リストへ追加することは出来ませんし、そのような機能が搭載されることはありません。 |
・ | フィルタリングはTCPレベルで行われるため、BANされたクライアントとの接続が確立されることはありません。 |
最終更新日: 2004/08/18 Monk
18.07.2004 14:12