ポート

以下はデフォルト設定を使用している場合の、eMuleによって使用されるポートのリストです。 ファイアーウォールまたはルータを構成している場合は"設定→接続"での変更を考慮に入れる必要があります。

UDPとは接続作業がいらないプロトコルで、TCPとは違って接続を維持しません。例えばサーバーがソース要求に応える場合、この応答は新規接続として扱われます。家庭用コンピュータ分野において一般的に使用されるルータやファイアーウォールの全てはUDP接続トラッキングを実行します。したがってルータやファイアーウォールの設定でUDP用の入力ポートを指定する必要はありません。より複雑なネットワーク、特にプロキシサーバーが使用されている場合は、このローカルポートをルータ/ファイアーウォール/プロキシの設定に従って定義する必要があります。また、もしそれらを制御することができない場合は全てを無効にする必要があります。このポートを変更できるのは"設定→Preferences.ini"ですが、通常はこれを変更する必要はありません。

1) ローカルポート: 4662
  リモートポート: 全て
  プロトコル: TCP
  方向: 入力
  用途:

クライアントポート、他のクライアントからの接続、クライアントからクライアントへのソース交換

  注意:

このポートを"設定→接続→クライアントポート" で変更することができます。
このポートはルータでフォワードされていなければなりません。設定でこのポートを変更した場合はルータ内のフォワーディングも変更する必要があります。

 

2) ローカルポート: 全て
  リモートポート: 4662
  プロトコル: TCP
  方向: 出力
  用途:

クライアントポート、他のクライアントへの接続、クライアントからクライアントへのソース交換

  注意:

デフォルトのポート番号は4662ですが、他のクライアントは違う設定である可能性があります。 ファイアーウォールを構成する時はリモートポート"全て" に変更して下さい。

 

3) ローカルポート: 4672
  リモートポート: 全て
  プロトコル: UDP
  方向: 入力
  用途:

eMule拡張プロトコル、キューランキング、ファイル再問い合わせPing

  注意:

このポートはルータでフォワードされていなければなりません。設定でこのポートを変換した場合はルータ内のフォワーディングも変更する必要があります。
このポートをフォワードすることができない時は"設定→接続→UDPポート""使用しない" チェックボックスにチェックを入れてください。

 

4) ローカルポート: 全て
  リモートポート: 4672
  プロトコル: UDP
  方向: 出力
  用途:

eMule拡張プロトコル、キューランキング、ファイル再問い合わせPing

  注意:

デフォルトのポート番号は4672ですが、他のクライアントは違う設定にしている可能性があります。 ファイアーウォールを構成している場合は"リモートポート""全て" に変更して下さい。

5) ローカルポート: 全て
  リモートポート: 4661
  プロトコル: TCP
  方向: 出力
  用途:

サーバーへの接続

  注意:

4661はサーバーのデフォルトポートです。大部分のサーバーは違うポートを使用しています。 ファイアーウォールを構成している場合は"リモートポート""全て" に変更して下さい。

 

6) ローカルポート: 全て
  リモートポート: 4665
  プロトコル: UDP
  方向: 出力
  用途: サーバー上でのソース問い合わせ
  注意:

サーバーのデフォルトTCPポートは4661で(#5参照)、ソース問い合わせ用のUDPポートは自動的に4665に設定されます。 もし#5に違うポート番号を使用していれば、対応するUDPポートは[接続ポート + 4]に設定されます。ファイアーウォールのためにここの"リモートポート""全て" にして下さい。

 

7) ローカルポート: 4711
  リモートポート: 全て
  プロトコル: TCP
  方向: 入力
  用途: ウェブインターフェース
  注意: これはウェブインターフェース用のデフォルトポートです。 ルータを使用する時はこのポートがフォワードされている必要があります。さもなければウェブインターフェースへの接続ができなくなります。

23.07.2003 11:15