eMuleの全ての設定はPreferences.ini ファイル内に保存されます。
全ての重要なオプションは設定ダイアログを通して簡単にアクセスできますが、preferences.iniファイルではそれ以上のオプションへアクセスすることができます。
これらの設定にアクセスするにはこのファイルをエディタで開き、手動で変更しなければなりません。
間違ったエントリは簡単に不具合を引き起こすため、*.iniファイルの変更作業は熟練したユーザのためのものになります。
対象となる項目がデフォルトで存在していない場合、ファイル内の正しいセクションにそれを手動で追加しなければなりません。
このファイルを編集する前にeMuleを終了させて下さい。 UnicodeとWindowsのメモ帳についての注意: |
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セクション: [emule] |
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o | TxtEditor=notepad.exe | ||||||
WebservicesとIPFilter.datを編集するためのデフォルトエディタをここで指定できます。デフォルトのメモ帳以外を使用する場合は使用したい実行可能ファイルへの完全なパスを入力して下さい。 | |||||||
o | DateTimeFormat=%A, %x, %X | ||||||
この文字列はeMule内でどのように日付と時刻が表示されるかを定義します。 指定することが可能な全てのフォーマットの詳細についてはこのMSNの記事を参照して下さい。 | |||||||
o | MaxLogBuff=64 / 128 (v0.30a+) | ||||||
ログを表示するためにeMuleが使用するシステムメモリの量を定義します。 Windows 98/Meのデフォルトでは64kB(これよりも小さい値の場合があります)、Windows 2000/XPでは128kBが予約されています。 ログは循環して使用されます。例えばバッファが限界まで一杯になった時、新しいメッセージがあれば古いものがその都度削除されていきます(FIFO…先入れ先出し)。 この設定はv0.29からMaxLogMessages に置き換えられました。 | |||||||
o | MaxChatHistoryLines=100 | ||||||
IRC/メッセータブの履歴に表示される行の最大数を定義します。 この値の行数になれば、新しいメッセージがあれば古いものがその都度削除されていきます(FIFO…先入れ先出し)。 | |||||||
o | ExtractMetaData=2/1/0 | ||||||
ファイルからのMetaDataの読み出しを制御します。(v0.30a以降) 0: 無効 1: MP3とAVIファイルに対して有効 2: デフォルト。MP3、AVI、MPEG、及びその他のファイルに対して有効 |
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o | ServerUDPPort=65535 | ||||||
通常、ソースをサーバーに問い合わせたり、ファイルを検索したりするためのローカルポートはランダムに選択されます(トピックのポート#6参照)。
複雑なネットワーク内、特にプロキシが使用されているマシンでeMuleを起動している場合、あらかじめ定義しておいた値にこのポートを固定するか、全てを使用不能にする必要があります。
このポートを使用不能にするということは、eMuleが最早そのサーバーリスト内のサーバーの状態を更新できないということを意味し、そのうえeMuleはサーバーリスト内のサーバーからソースを受け取ることもできませんし、グローバル検索を行うこともできません。
これらの制限がないのはeMuleが実際に接続しているサーバーだけということになります。通常はデフォルト設定を変更するべきではありません。
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o | PreviewSmallBlocks=0/1 | ||||||
この機能はファイルをプレビューする為にVCL…VideoLanクライアントを使用する時にだけ有効(=1)にするべきです。 マルチメディアファイルをプレビューするには.mpegファイルでは少なくとも16kB、又は他のマルチメディアファイル(.avi、マルチメディアの内容があるCDイメージ)では少なくとも256kBのデータがダウンロードされていなければなりません。 詳しい情報については"設定→ファイル→ビデオプレーヤー"か、"ファイルをプレビュー"のトピックを参照して下さい。 このオプションを使用するには設定ダイアログのファイル→ビデオプレーヤー→"プレビュー用バックアップを作成" を無効にしておかなければなりません。 | |||||||
o | RestoreLastMainWndDlg=0/1 | ||||||
preferences.ini に RestoreLastMainWndDlg=1 が追加されている場合、eMuleは前回アプリケーションを終了した時に表示していたメインウィンドウ(Kademlia、サーバー、転送ウィンドウ等)を記録し、次に起動した時に同じウィンドウを開きます。 | |||||||
o | RestoreLastLogPane=0/1 | ||||||
RestoreLastMainWndDlgと同じように設定を行いますが、この設定では前回起動時に使用していたログペイン(ログ、Verbose等)を記録するところが違います。 | |||||||
o | RemoveFilesToBin=1/0 | ||||||
この設定は共有ファイル メインウィンドウの右クリックメニューのディスクから削除 機能に対して影響します。 無効(=0)に設定していれば、ファイルはゴミ箱に移動されること無しでディスクから完全に削除されます。 | |||||||
o | PreviewCopiedArchives=1/0 | ||||||
このオプションが無効(=0)の場合、eMuleはより高速で一時フォルダのディスク容量をより少なくした新しいプレビュー方式を使用します。 この新しいバージョンについてのフィードバックを期待します。 | |||||||
o | ShowActiveDownloadsBold=0/1 | ||||||
現在ダウンロード中のファイルを太文字で表示します。 | |||||||
セクション: [Perflog] |
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o | File=D:\Path\to\datafile\perflog.csv | ||||||
eMuleのパフォーマンスをグラフ表示するためにMRTGを使用している場合、パフォーマンスデータを保存するファイルのパスと名前をここで指定します。 この値を変更した場合はMuleMRTGを再インストールしなければなりません。 | |||||||
o | Mode=1 | ||||||
データ収集用のサンプリングモードを設定します。MuleMRTGを使用しているなら1に設定しておかなければなりません。 | |||||||