前回の作業では解凍ソフトと解凍用のDLLをシステムにインストールして、Shareaza日本語言語ファイルを解凍した。 これからは実際にShareazaをインストールし、日本語化作業を行う。特に難しいことはなく、説明通りにやれば3歳の子供でもできるはずだ。 初期設定についての簡単な説明もあるので、インストールしてすぐにShareazaの世界を楽しめるぞ。でも著作権をないがしろにする行為は禁物だ。捕まっちゃうよ。 イラクで人質になってた人たちが言われてたように、基本的にP2Pのファイル共有行為は自己責任だ!! |
満太郎からの一言 前のページの説明でShareaza日本語言語ファイルをきちんと解凍出来たと思う。バカのベンケイも数時間悩みながらも解凍出来たみたいだ。これからはShareazaのインストールと日本語化、初期設定を一緒に行っていくことになるね。特に設定の所では初心者の人が必ずといっていい程引っかかるハードルの1つであるポート設定がある。ここではポート設定の仕方などは説明しないよ。 さて、またベンケイと一緒にやってみるよ(説明中にベンケイは登場しないけどね)。 2. Shareazaのインストールと日本語化 ベンケイ: 「さぁ、早速Shareazaを日本語化しようぜ」 |
それではShareazaのインストールを始めよう。ここからShareaza本体のインストーラをダウンロードしてくれ。Shareaza_2.0.0.0.exeという名前のファイルだ。 例によってこれをダブルクリックしてインストーラを起動しよう。次の画面が出てくるはずだ。 なにやら英語で書いてある。英語がまったく駄目な人のために訳を書いておく。 セットアップで使用する言語の選択 上を読んで判るように、このダイアログではセットアッププログラムで使用される言語を選択できる。ここではそのまま英語を選択してある状態で「OK」ボタンをクリックしてくれ。お次に表示されるダイアログはこれ。 Shareaza 2.1.0.0 セットアップウィザードへようこそ 上の訳にあるように、他のアプリケーションを起動させている場合は全て終了させておいた方が良いだろう。とはいっても、タスクマネージャを起動してプロセスを全て終了させるなんて無茶はしたら駄目だよ。タスクはタスクでも、タスクバーで表示されているアプリケーションを終了させるんだ。バーだよバー。チンチンのことだ。
この画面はお決まりのライセンス画面だ。これを熟読している変態はあんまりいないと思うが、かいつまんで言えば「ソース公開万歳。弄ったらそのソースを公開しろ。後はフリーだ」といった感じだ。まぁこれは参考程度にしてくれ。要するに個人使用で、普通に使う分には何も制限など無いということだ。読んでも読まなくても俺は一向に構わないが、Shareazaをインストールするには「I accept the agreement」(ライセンスに同意します)の横にあるラジオボタンをクリックしないことには話が進まないよ。 この画面はShareazaをインストールする場所を設定する。デフォルトのままで全然構わない。というか、デフォルトのままにしておけ。変えないと気が済まない変人はどうぞ御勝手に・・・
ここではインストールするコンポーネント(部品のこと)を選択できる・・・が、今のところLanguagesコンポーネントしか選択できない。面倒なのでここはいじらずにそのまま「Next」をクリックしてくれ。 このダイアログではプログラムのショートカットを配置する場所を選択できる。Windowsでは普通、スタートメニューフォルダにショートカットが配置される。そうすれば「スタートメニュー→全てのプログラム」でスタートメニューからプログラムを選択できるようになる。こんなのを変更する物好きも居ないと思うので、そのまま「Next」をクリックだ。 だんだんしんどくなってきたがめげずに解説しよう。ここではいくつかの付加的な作業をセットアップに行わせる事が出来る。チェックボックスが3つあるので以下にその訳を挙げておく。
(1)はWindowsで複数のアカウントを使用している時に、それぞれが独自にShareazaを使用する事が出来るように設定できる。ここはチェックを入れておいたままで問題ない。(2)は文字通りデスクトップにショートカットアイコンを作成する。(3)ではタスクバー上にクイック起動アイコンを作成するかどうか設定できる。ここは個人の好みで選択して欲しい。 これは実際にファイルをインストールする前に最終確認を行う為のダイアログだ。よく見て問題がなければ「Install」をクリックしよう。そうすればファイルのインストールが開始される。 ファイルのインストールが終了すれば自動的に次のダイアログが表示される。 これはインストールの終了を知らせるダイアログであるが、ここで注意して欲しいのは「Launch Shareaza」(Shareazaを起動する)の左にあるチェックボックスのチェックを外しておくことだ。これをチェックしたまま「Finish」をクリックするとShareazaが起動してしまって、日本語言語ファイルをインストール出来ないよ。 さて、ここまで来たらC:\Program Filesフォルダを開いてくれ。 Program Filesフォルダを開いたら、日本語言語ファイルの圧縮を解凍してできた「Shareaza」というフォルダを「Program Files」フォルダにドラッグ&ドロップしよう。 上のような上書き確認ダイアログが出るので、「全て上書き」をクリックすれば全てのファイルが上書きされる。これで日本語言語ファイルのインストールは終了だ。次はインストールデスクトップに出てきたStart Shareazaショートカットをダブルクリックする(スタートメニュー→Shareaza→Shareazaでも良い)。 色々ウィンドウが開くが、上のウィンドウはShareazaのリモコンみたいなもので、通常使用でもあんまり使うことがないので右上の「X」ボタンを押してこのウィンドウを消しておこう。後で表示もできるので安心してくれ。今は邪魔臭いので消しておくだけだ。君が結婚していて、浮気をする時に結婚指輪を隠しておくのと同じようなもんだ。 ここではShareazaで使用する言語を選択する。先程言語ファイルをインストールしたので、ダイアログから日本語が選択出来るようになっている。何故日本の国旗日の丸でないかといえば、ワン公の前に日本語化を試みた人がいて、その人が作成した言語ファイルに日の丸が使われていた為、混同を避けたからだ。この旗のマークは右翼の車とかでよく見かけるから、右翼の旗だと思っている人がいるようであるが、これは旧海軍旗である。名前は旭日旗(きょくじつき)といい、中国や韓国の人にはあんまり良い思いはされないと思われる。でもまぁ、現代に生きる俺達は別に関係ない。 話が逸れたが、ここは日本語を選択しよう。 すると今度は設定ウィザードが起動する。これは日本語化されているので説明の必要はないだろう。 このダイアログではネットワーク設定を入力する。 @一番上のコンボボックス A真ん中のコンボボックス
モデム直づけの場合は1を、ポート設定している場合は2を、所謂ポート0設定の場合は3を選択する。何をしているのかわからない場合はとりあえず3を選んでおいて、後から自分で調べるように。 B一番下のコンボボックス きちんと設定ができれば「次へ」をクリック。
読んだらわかる通り、ここでは共有フォルダを設定する。共有するファイルについてだが、できるだけわかりやすいネーミングをしておく方が、検索時に見つかり易くなるだろう。また、Shareazaは日本語名が付いたファイルも共有出来るが、外人に向けてもファイルを共有したい場合、日本語名でファイルを共有するのは問題があるので英語若しくは半角英文字のローマ字でファイル名を付けよう。
ここでは個人情報を入力する。別に糞真面目に入力する必要もないので適当にやろう。でもまぁ、年齢と国籍くらいは真面目に入力しておいた方が、Shareaza上で仲間を見つけたり、話かけられたりする確率が上がるかもしれないね。 でも覚えておいて欲しいのは、くれぐれも本名や住所はまともに書かないことだ。この情報は他のユーザーも参照出来るので、何に使用されるかわかったもんじゃないからね。設定ができたら「次へ」。 これで最後のダイアログとなる。 さぁ、ここまで来たら後は「完了」ボタンをクリックすればShareazaが起動して、Shareazaを自由に使用出来る。 ● 注意: 日本語言語ファイルをインストールする前にShareazaを起動してしまった場合 このような場合、Shareazaのインターフェースは英語で表示されていることだろう(これは初回起動時に選択した言語に依存する)。どんな場合でもメニューの3番目(Tool)をクリックして、出てきたサブメニューの4番目(Choose a Language...)をクリックすれば言語選択用のダイアログが再び表示される。日本語言語ファイルがきちんとインストールされていればここで旭日旗が表示されるはずだ。 最後に ベンケイ: 「Shareazaのインストールもたいしたことねぇな」 ベンケイ: 「なっ!!?」 |
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